完成してから絶対に後悔しない!注文住宅で失敗しないためのコツなどを伝授します!

注文住宅を建てることを人生の最大の目標にしている方もいると思います。
しかし実際には、建ててみたら思っていたのと違ったり、住んでみたら住み心地の悪い家が完成してしまうケースも少なくありません。
そのような思いをしなくても済むように、事前にどのような点を注意するべきなのかを把握することから始めましょう。
こちらではそのような失敗しないコツを伝授していきますので、興味のある方は是非こちらを一読して貰えると幸いです。

完成してから絶対に後悔しない!注文住宅で失敗しないためのコツなどを伝授します!

まず注文住宅で失敗する最大の要因は、建てたい家を建てるための資金が無いことです。
注文住宅を購入する際には、基本的に住宅ローンを組んで購入するのが大半です。
そこで理想の家を建てるためにどれだけの資金が必要なのかを把握せずに、希望だけを先走らせると、残念な結果になります。
ですから、まずは自分がどれだけの資金を調達する事が出来るのかを計算してから、内装を考えることをおすすめします。
そうする事で完成した家を見た時に後悔する事は少ないはずです。

建てて後悔した失敗例から学べる注文住宅

失敗例から学べる事は少なくありません。
例えば勉強等や仕事などでも同様のことがいえます。
逆に成功したことから学べる事はあまりないことで知られています。
それ故、最終的に成功したいならばまずたくさんの失敗をしてみることが重要になることが理解できるわけです。
注文住宅の建築でも同様のことが言えるかもしれませんが、注文住宅で成功するためには、同じような住宅を3回建築した方が良いと言われています。
実際に3回も建築できないかもしれませんが、つまりこれは住宅建築においても何度か失敗してようやく自分の理想とする住宅が建築できることを意味しているわけです。
具体的にどのような失敗が多いかと言えば、例えば間取りがおかしい住宅などがこれに該当するでしょう。
理想的な住宅と考えつつ自分たちの好きなように設計をしてみたところ、非常に使いにくい間取りになってしまうことがあります。
それ以外に考えられる事は、収納が少な過ぎる住宅してしまうことです。
そうすると部屋がものだらけになってしまい、毎日ストレスを食べた生活になるかもしれません。

注文住宅の設計に影響する土地の条件

注文住宅を設計する場合には、土地の形が随分と影響します。
注文住宅の土地は、ある程度広いところであることが必要になりますが、東京都内の場合にはなかなかそのような場所を見つけることは難しくなります。
この場合、少し形の悪い場所などでも我慢しなければならない傾向があるわけです。
この時、どのような形であろうとも、注文住宅を建築する以上はその影響を考えることが必要です。
変形したところだと、建物を建築するにしてもなかなか良い形のものが出来上がりません。
そうすると結果的に、設計が難しくなり費用がかさんでしまう可能性があるわけです。
一般的には、そこまで費用は変わらないと言われていますが、狭小住宅の場合やあまりにも細長い住宅の場合には、やはり設計する場合でも限界があるわけです。
これを考えると、面積や床面積だけで費用を判断することができません。
基本的に、長方形や長方形に近い形のものが良いですが、さらにそういえば正方形のものが良いといえます。

建売住宅より複雑な流れがある注文住宅

建売住宅購入の流れは内覧から申込みまで意外とシンプル、そんな買い方とは一線を引くのが注文住宅であり、流れは若干複雑化します。
どのくらいまで出せるかの予算をまずは考えること、予算の設定をしたら土地探しです。
土地代の相場は不動産情報サイトでも確認ができますし、ハウスメーカーなどへの相談もできます。
土地が決まれば家の建築を任せる建設会社探しを開始、モデルハウスの見学をしたり実際の工事現場を見るなど行動は大事です。
間取りプランと共に見積もりを依頼して、契約内容も確認をします。
最終的に建築会社を決めて費用も決まれば工事請負契約をして、建築プランもより細かく決める段階です。
使う材料をはじめ色柄なども、すべて決めての契約をします。
住宅会社との契約と住宅ローン本審査通過ができれば工事の着工へ、すべて任せるのではなく、時々現場にも足を運んでみることです。
現状を把握できますし、作業する業者との良いコミュニケーションが取れます。
住宅完成後に民間評価機関の完了審査を、最終チェックをして注文住宅の引き渡しになります。

長期化しがちな注文住宅のスケジュール

通常、注文住宅の解約前から引き渡しを受けるまでの時間は、建売住宅等と比較すれば長い時間を要すると言われています。
これは、工事を請け負ってもらう条件のひとつに、施主が敷地を用意する必要があるということにも原因はあります。
建て替えではない限り用意すべき敷地を、探すことから始めなければ工事請負契約も締結できないからです。
敷地が決定し無事契約まで完了しても、次に着工するまでに具体的な打ち合わせを繰り返します。
それらの詳細が決定し建物の着工まで到ったとしても、建築工事は気象条件などにも左右されるため引き渡しまでの日数も予定でしかありません。
工事期間中にも様々な行事もあり役所による現場の検査などもありますので、確実なスケジュールという訳ではないのです。
工事が竣工した場合であっても引渡し前の立ち合いもあり、何も問題が無ければ引き渡しとなります。
以上のような様々な要素が在るため、全体としての工期などは長期化してしまいます。
注文住宅とは新築工事の請負契約になりますので、売買契約を締結する建売住宅とは必要な引き渡しまでの時間は長くなってしまうのです。

家族の未来像を考えながら設計する注文住宅

注文住宅は、予め決まった間取りや仕様をそのまま利用するのではなく、白紙の状態から自分たちの希望を伝えて理想の家を設計することができます。
そのため、家族の人数や年齢などを考慮して家族の未来像を考えながら、将来の変化を見据えた設計をすることが可能です。
例えば、夫婦2人で暮らしていく場合には、一緒に過ごす共用部分と仕事や趣味などに集中できる個人のスペースに分けるように注文住宅を設計すると、お互いのプライバシーを守りつつ快適に生活することができます。
また、子供が2人以上いる場合には、子供たちが小さい頃にゆったり遊べる開放的なスペースを設けておくだけではなく、将来、個別の部屋が必要になった時に間取りの変更をしやすくするための工夫を注文住宅を建てる時に予め施しておくこともできます。
そのほか、高齢になった親と同居を考えている場合には、バリアフリーや二世帯住居を意識して注文住宅を設計するようにするとよいでしょう。

注文住宅のキッチンは作業効率重視

注文住宅を建てる人の多くはデザインを気にします。
品質の安定を重視したハウスメーカーの住宅とは違い、自分たちの好みを存分に反映できるからでしょう。
しかし人生の多くの時間を過ごすスペースですから、注文住宅にも作業効率を求めなければなりません。
特に重視すべきは、毎日の料理をするキッチンです。
料理は手順を守り、効率的に行うことが大切です。
行き当たりばったりで料理をすると、加熱の段階で下ごしらえしていない材料の存在に気づいたり、盛り付けをしようと思ってもお皿の置き場所がわからなかったりします。
このようなトラブルを防止するには、住宅を設計する段階から効率を重視したキッチンを目指すのです。
作業スペースが広く、しまいやすく出しやすい収納があれば、調理が楽しくなります。
ただし人によって調理の手順やよく作る料理は異なります。
それを考慮した便利なスペースが実現すれば、毎日の暮らしが充実します。

収納場所を多くしておきたい注文住宅の玄関

家の玄関は、建物全体の顔とも言える重要な箇所。
したがって家づくりを検討するならば、建物の顔に当たる部分の設計は、慎重に決めることが求められます。
その点、自由設計の注文住宅であれば、自分たちの希望やニーズに合わせながら、理想的な仕上がりが期待できます。
ただし注文住宅においてその設計を決めるに当っては、幾つかのポイントを知っておくことが肝心です。
特に意外と忘れやすいのが、収納場所のこと。
注文住宅は自分たちの思い通りのデザイニングが可能なので、どうしても見た目を重視しがちですが、収納場所の使い勝手や機能性を考えないと、暮らし始めてから後悔することにもなりかねません。
例えば家族が大勢いるならば、靴の量や種類も増えるため、大きめのシューズクローゼットが必要になるでしょう。
また普段からアウトドアを趣味にしていたり、学校の部活動でスポーツをしている子供がいる家庭なら、その用具類を収納するスペースも増やすべき。
これは子育て中のベビーカーや、高齢者の介護による車いす等でも、同じことが言えます。
このように玄関の収納場所の設計については、家族構成をはじめ日常の生活パターンやニーズなども踏まえながら、十分に検討することが肝心です。

車の出し入れまで考え設計する注文住宅の駐車場

自由設計ができる注文住宅を建てる際には、駐車場を使いやすくすることも最初から考えて設計することは快適な生活環境を作り出せます。
自動車の場合は土地面積による違いがありますが、ガレージの場合は日陰を作ってしまうデメリットや、シャッターを開閉する作業に面倒を感じることは想定できます。
カーポートは数々の問題をクリアできるので現在では利用者が増えていることも実情です。
注文住宅で駐車場を最適化するには、敷地内で旋回をしてカーポートに駐車させるのではなく、頭から駐車させて自動車を出す際にはバックをしなくてもそのまま前進させて道路まで出られるような動線を確保することで出し入れをする際にはかなりの便利さを発揮できます。
この方法は敷地が広い住宅にしか適用させることはできませんが、一般的な坪数であれば帰宅時には自動車の頭からカーポートに入れて、外出の際にはハンドルを回すことなくそのままバックをして道路に向かうようにする方法でも快適性は得られるのではないでしょうか。

普遍的なデザインを選びたい注文住宅の外観

新築する家をどのようなものにするかを考える時に、どのような建物に見えるかを考える事が少なくはないでしょう。
洋風の家か和風なものにするかは、それぞれ好みによっても異なってきます。
プランや内装なども生活する方の人数や、生活様式しだいで変わってくるものです。
それほどまでに注文住宅での家を建てる際には、個性が大きく反映され自由度の高い家であることが分かるのです。
しかし、あまりにも街並みにそぐわないような建物であったり、奇抜なデザインであってしまっては悪い意味で目立ってしまうだけになってしまうこともあります。
それは、その家で長く生活を続ける事を考えれば、決して暮らしやすい家とは言えません。
間取りや内装も暮らしやすさを考えれば重要な事ですが、資産価値という側面から見てもむしろ多くの建物と共通する部分があるべきなのではないでしょうか。
注文住宅は建築する方のこだわりを取入れられるものですが、その外観は街並みや周囲とのバランスも考えて洒落な家とする必要もあるのです。

著者:高畑一広

筆者プロフィール

大阪府和泉市生まれ。
昨年夢の注文住宅を建設!自分の実体験をもとに、これから注文住宅を購入する人が後悔しないための記事をまとめました。
和泉市 注文住宅